【プルゼニド・センノシド錠の副作用】下痢・腹痛・おならの薬剤師解説

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センノシド錠12mg・プルゼニド錠12mgを解説

プルゼニド錠効果副作用

 

 

薬剤師プルゼニド錠解説

 

当ページでは、センノシド錠(プルゼニド錠)についての効果や副作用、使用時の注意について薬剤師が解説していきます。

 

また、便秘薬を少しずつ減らす便秘体質の改善方法を行うことで、毎朝スッキリな体質になれる方法も紹介します。

 

センノシド錠(プルゼニド錠)の服用と共に対策を行ってみましょう。


 

 

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最初に:センノシド錠(プルゼニド錠)とは?

プルゼニド錠12mg外装画像

画像引用:田辺三菱製薬

  • 商品名:プルゼニド錠12mg・センノシド錠12mg「サワイ」など
  • 成分名:センノシド

 

センノシド製剤は、便秘症状の方に処方されるお薬の中では非常にメジャーな薬です。

 

先発品はプルゼニド錠12mgという商品名で、田辺三菱製薬株式会社から発売されています。

 

ジェネリックは『センノシド錠12mg「○○○(ジェネリックメーカー名)」』という名前で流通していることが多い便秘薬です。

 

先発品の薬価が5.6円/1錠に対しジェネリックは5円/1Tと、ほぼジェネリックでも値段の差がない便秘薬ですね。

 

 

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プルゼニド・センノシドの副作用情報:腹痛や下痢などの恐れ

638症例のなかで96例の副作用があると添付文書には記載があります。

 

プルゼニド・センノシドを服用した人の中の15%に副作用が現れました。

 

主な副作用は腹痛(11.9%)、下痢(1.1%)、腹鳴(0.8%)お腹のがなる、吐き気、嘔吐(0.8%)という結果です。

 

 

腹痛が圧倒的に多く、他の副作用の10倍、飲んだ人の中で10人に1人お腹が痛くなる人がいます。

 

この副作用は、薬効成分が腸を刺激し、腸が活発に動くために起こります。

 

効きすぎると腹痛のほか下痢を起こすこともありますので、初めての方は少量の1錠から始めることが望ましいです。※用法、用量に関しては医師の判断がありますので、医師とよく相談の上、服用量を守ってご使用ください。

 

 

頻度不明の細かい副作用もありますが、注意すべきは下痢などがひどすぎた場合の「脱水症状」でしょう。

 

下痢自体の作用は1.1%なのでそこまで多くはありませんが、もし激しい下痢になった時は水分を十分に摂り、電解質もたくさん失うためイオン飲料やスポーツ飲料などを摂るとよいでしょう。

 

ドリンクの商品名で言うとポカリスェットやアクエリアス、OS1などがそれに当たります。

 

 

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プルゼニド・センノシドの口コミ・評価

 

「プルゼニドで腹痛と下痢の副作用が出た。止めるべき?」

 

※プルゼニドとセンノシドは同じお薬です。
センノシドがジェネリック医薬品。

 

先日内科に行った時にかかりつけの医師に5日間便が出ていなくて、便秘が辛いという相談をしたところプルゼニド錠12mgという薬が処方されました。

 

それまでは市販の武田漢方便秘薬をたまに飲むくらいで、できるだけ食事で対応をしてきたのですが、最近体調が悪かったのも影響しているのか便秘がひどい状態でした。

 

いただいたプルゼニドを夜に1錠飲んだところ、明け方腹痛で目を覚まし、トイレに駆け込みました。

 

重くずしっとした腹痛とこみ上げる便意に、変な汗が出て大変でした。

 

汚い話で申し訳ないのですが、状況は硬い便がすこし出たあと、すこし落ち着いたのですが次のこみ上げる便意で下痢、そこからは水のような下痢を起こし明け方から大変な思いをしました。

 

市販のいつもの薬ではこんなことがなかったのですが、プルゼニドは強い薬なのでしょうか?

 

ひとまず排便ができたのでお腹はスッキリしていますが、次に飲むのが怖いです。

 

プルゼニド腹痛薬剤師アドバイス

 

プルゼニドで腹痛が出たというご相談ありがとうございます。

 

プルゼニドやセンノシドで腹痛症状が出る確率は約10%で、確率的には多い副作用です。

 

はじめての便秘薬でいつもと違ったので驚かれていると思いますが、すこし効果が出すぎている可能性があると思います。

 

一番よい方法は処方医に継続の指示を問い合わせるのが良い方法ですが、一般的にこのような相談をされた場合は服用はせずにいつもの便秘薬に切り替えて対応をしてもらう方がよいと回答されることが多いでしょう。

 

便秘は普段からの対策が一番ですので、現在体調を崩されているということで無理のない程度に、水溶性食物繊維、不溶性食物繊維を多く摂り、乳酸菌の摂取にも努めてください。

 


 

「センノシド飲み始めたんですが、おならが気になります」

 

センノシドを処方してもらって飲み始めました。

 

なんだかお腹が緩くなっておならが臭いです。

 

急に便意もありお腹が痛くなるので怖くて週末以外に飲めません。

 

どうすればよいでしょう?

 

プルゼニドおなら薬剤師アドバイス

 

 

センノシドで腹痛があるのであれば、酸化マグネシウム便秘薬に変更したほうがいいかもしれません。

 

腹痛の副作用が少なくなる可能性が高いですね。

 

おならやガスの原因は悪玉菌から作られる有毒ガスの可能性があります。

 

卵の腐ったようなにおいがもしあれば悪玉菌が増えすぎている、または悪玉菌のエサになるようなたんぱく源をたくさん食べすぎているかのどちらかです。

 

腸内環境を整えるために善玉菌を増やしましょう。

 

乳酸菌や食物繊維をたくさんたべ、肉などのたんぱく源を減らした和食にするとよいでしょう。

 


 

 

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センノシド錠(プルゼニド錠)の効果・効き目・薬効

センノシド錠(プルゼニド錠)には、大腸の腸管を刺激して腸の蠕動運動(ぜんどううんどう)を促進し、便を排泄させる作用があります。

 

薬効成分が大腸に到達すると、腸内細菌の作用でレインアンスロンという物質ができ、そのレインアンスロンが腸を刺激することで腸の動きが活発になります。

 

腸の動きが悪く便が滞りがちな状態の腸壁に対し薬の成分が刺激することで腸が活発に動くようになるため、比較的効果が早く、シャープな排泄効果をもたらすのが特徴です。

 

主に、慢性便秘や弛緩性便秘の方に有効な薬です。

 

センノシド錠(プルゼニド錠)を使ってはいけない便秘

痙攣性便秘には禁忌です。

 

便秘や下痢を繰り返していたり、突然激しい便意があったり、ひどいお腹の痛みがあったりなど、普通の便秘症状とは少し異なる自覚症状がある場合痙攣性便秘の可能性も考えられますので、センノシド錠(プルゼニド錠)を自己判断では服用せず、専門医を受診してください。

 

 

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センノシド錠(プルゼニド錠)の用法・用量について

 

飲む量について

1日1回12〜24rを服用します。

 

センノシド錠12mg(プルゼニド錠12mg)の場合、一度に1〜2錠の服用が一般的です。
ひどい便秘の場合は、4錠まで処方される場合があります。

 

どのくらいの時間で効果はあるの?

効果発現までの時間は、服用後約8時間〜12時間くらいです。

 

処方されるケースの多い飲むタイミングは、寝る前に1日1回飲むという指示が多く、寝る前に飲むと翌朝〜昼の間に便意を催します。

 

 

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センノシド錠(プルゼニド錠)の服用の注意:日常的使用は避けるべき

センノシド錠(プルゼニド錠)は刺激を起こすことで腸を動かすという下剤なので、日常的に使うと腸が刺激に慣れ、効きづらくなっていく可能性がある薬です。

 

効果は強めの薬ではあるのですが、短期の使用にとどめることをおすすめします。

 

 

妊婦のセンノシド錠(プルゼニド錠)の服用に関して

妊婦の方のセンノシド錠(プルゼニド錠)の服用は原則禁忌です。
子宮収縮の恐れがあり、早産などの危険性があります。

 

基本的には妊婦の方は飲まない薬ですが、体調を確認した上で医師の指示で処方されることがあります。

 

その場合は、担当の医師の説明をよく聞き、現在の体調では問題がないという判断なのか説明を受け、ご自身も同意の上で便秘薬の服用を開始しましょう。

 

余談ですが、私の妻も妊娠中にセンノシド錠が処方されていました。

 

授乳中のセンノシド錠(プルゼニド錠)の服用について

授乳中の方の服用は、乳児の下痢を引き起こすとの報告があるため、避けた方がいいでしょう。

 

子供・小児のセンノシド錠(プルゼニド錠)の服用について

小児の服用に関する安全性が確認できていないため、子供にセンノシド錠(プルゼニド錠)の処方はあまり多くはないようです。
※医師の指示がある場合は妊婦と同様です。

 

高齢者の服用について

慎重に投与することとなっていますが、これらの薬は医師の診察がないと処方されない便秘薬なので、高齢者の体調を見ながら投与されることでしょう。
高齢者や老人は筋力の衰えや、腸内ビフィズス菌の量の低下などがあり、便秘に悩まされることがとても多くなります。
プルゼニド・センノシドは老人・高齢者に良く処方される薬です。

 

 

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プルゼニドの「禁忌」情報

禁忌というのは飲んではいけない人という意味ととらえてください。

  • センノシドに過敏症がある
  • 急性腹症、痙攣性便秘の患者
  • 重症の硬結便がある
  • 低カリウム血症など電解質失調の患者

 

原則禁忌

妊娠している可能性、または妊婦

 

 

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【薬剤師が教える】便秘体質を改善する方法

便秘体質改善方法

 

「本当は便秘薬を飲みたくないけど、出ないから仕方ない」

 

こんな風に思っている方いませんか?

 

このような方におすすめな便秘解消法を以下に紹介します。

 

それは、便秘薬と乳酸菌を併用したハイブリッド便秘解消法です。

 

なぜおすすめなのかと言うと、乳酸菌で腸内フローラを改善することで腸内環境が整い、腸が元気に動く環境作りができるからです。

 

また、腸内環境が整うことで、センノシド錠(プルゼニド錠)の効果も正常に発揮されます。

 

 

便秘の方は腸の動きが弱い場合が多く、基本の便秘対策の食事や運動を行ってみても改善効果を感じることができない場合があります。

 

乳酸菌をしっかりと摂取することで腸内が酸性になり、腸の動きが改善されます。

 

腸内環境が整った上で食物繊維を摂り、適切な運動をすることで、基本の便秘対策の効果を体感することができます。

 

 

さらに、センノシド錠(プルゼニド錠)の薬効を正常に発揮させるため、腸内細菌(ビフィズス菌)の力が必要です。

 

センノシド錠(プルゼニド錠)を服用すると腸内でビフィズス菌などが働き、薬の成分が化学変化を起こし、腸に刺激のある成分に変換されるという薬効を示します。

 

薬が正常に効果を出すようにするためにも、腸内フローラの改善が役立ちます。

 

ビフィズス菌は年齢と共に減っていくという事実

ビフィズス菌加齢減少
上図でお分かりいただけるように、加齢で腸内のビフィズス菌量は減っていきます。

 

まず最初に行ってほしい対策は、お薬やサプリメントではなく、食事から発酵食品を摂ることです。

 

ヨーグルト、味噌、醤油、チーズ、納豆など、発酵食品を毎日食べるようにしましょう。

 

便秘が辛い方には「乳酸菌サプリ」の検討を

乳酸菌サプリの中に「ビフィズス菌ロンガム種」という便通改善効果の機能性表示がされているものがあります。

 

機能性表示食品は効果を消費者庁にも届け出をしているため、一般のサプリと比べ信用があります。

 

便秘が辛い方は、センノシド錠(プルゼニド錠)と一緒にサプリを使用することができます。

 

  • 今すぐ辛い便秘にはセンノシド錠(プルゼニド錠)
  • 体質の改善に乳酸菌サプリ

このようなハイブリッドな使い方がおすすめです。

 

ハイブリッド便秘解消法の飲み方

 

毎日「ビフィズス菌ロンガム種」のサプリを飲み腸内フローラを改善。

 

3日以上出ていない時には、センノシド錠(プルゼニド錠)を飲み排便。

 

腸の中の流れを悪くしないように薬を使いコントロールし、徐々に腸内の環境を整えていきましょう。

 

上記の方法を続け、少しずつ便秘薬やサプリを飲む回数・量を減らすことを目指します。

 

センノシド錠(プルゼニド錠)は、一時の不調は治しますが体質を改善することはできないので、根本的な便秘対策と合わせて行うと安心です。

 

便秘体質の改善には、残念ながら少し時間がかかります

 

善玉菌の力を借り体質を良い方向へ変化させていくことで、毎日スッキリ体質にしていきます。

 

この機会に腸のことを大切にする生活を身につけ、腸が元気になることで腹の底から自分も元気になれるようがんばりましょう!

 


 

薬を使った便秘体質改善法は以下からどうぞ

 

 

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プルゼニド錠のジェネリックについて

  • センナリド錠
  • センノサイド錠
  • センノサイド顆粒
  • センノシド錠
  • ソルダナ錠
  • ソルドール錠
  • フォルセニッド錠

このような商品名のジェネリック品が存在します。

 

 

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まとめ:強い便秘解消効果を持つがあくまで対症的

プルゼニド錠薬剤師まとめ

 

いかがでしたか?

 

とても有名な便秘薬で目にする機会が多いセンノシド錠(プルゼニド錠)。

 

便秘解消効果は強めではあるものの、体質を治す薬ではありません。

 

普段からの正しい便秘解消法(食物繊維摂取、運動、腸内フローラ改善など)を行い、不調時のみの使用にとどめましょう。

 

当ページの以下のリンクから便秘薬を使用しながらできる便秘対策などを紹介していますので、便秘薬をできるだけ使わないで済む、スッキリ体質づくりにご活用ください。


 

 

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