つらい便秘の原因が判明!日本人の8割 腸が○○○てる!?
- 【予約殺到!スゴ腕の専門外来SP】11月16日放送
多くの人が悩んでいる便秘、実は意外な原因があった!?
日本人の8割の人が該当するとも言われるその意外な原因と対処方法を、11月16日放送の『予約殺到!スゴ腕の専門外来SP』で便秘外来のスペシャリストをスタジオに招き、解説します。
- 司会:八嶋智人、優木まおみ
- ゲスト:相沢まき、オアシズ、岡田圭右、かまいたち、北村晴男、島崎和歌子、鈴木奈々、関根勤、古田新太
便秘や下痢の原因は腸のねじれが原因かも!?
女性を中心に多くの人が悩んでいる便秘。
週末に下剤を使用して、たまった一週間分の便を一気に出すという生活をしている人も居るかと思います。
ですが、下剤に頼る生活を送る前に、まずは便秘の原因について確認するべきなのでは?
こう警鐘を鳴らすのが、医師の水上健先生。
3ヶ月待ちの便秘外来を擁する久里浜医療センター内視鏡センターの部長を務める、腸のエキスパートです。
水上医師の話では、そもそも下剤を使用しても便秘の原因は全く解決しておらず、逆に長期に渡って下剤を使用することで腸の神経がやられてしまい、本当に腸が動かない便秘になってしまうリスクが存在する、とのこと。
では本当に便が出ない場合の改善方法とは?
番組では、便秘に悩む3人の女性の、水上医師による診察に密着。
吉原嘉奈子さん(40歳)
- 若い時から下剤を常用
- 13歳くらいの時に、病院にお腹が痛くて病院に運ばれた経験あり
- その時に内視鏡が入らず痛い思い
- また、その時に下剤を飲んでも全然出なかった
山崎瑞穂さん(43歳)
- 一週間便が出ないということはザラ
- 最後の方はすごくお腹が痛くなって、ひどい場合は夜に病院へ
岡和美さん(44歳)
- 下剤をほぼ毎日飲んでいる
- 下剤を飲まないと一週間近くは排便しない状態
吉原さんの診察では、問診に先立ちまずはレントゲン撮影から。
これは、痛みやお腹の違和感は人によって感覚が異なるため、より客観的に診断を下すための最善策である、とのことです。
診断結果は、日本人の8割がなっているとも疑われる『ねじれ腸』
レントゲン写真とその後の問診によって吉原さんに下された診断結果は、ねじれ腸というもの。
ねじれ腸とは、腸が正常な状態であればスムーズに流れるはずの便が、腸がねじれていることにより便が通りにくかったり、ねじれて狭くなっているところに便が渋滞を起こし便秘の原因となっている状態。
さらに、便が通過する時に腸壁を押し広げることによって、痛みを伴うことが特徴のひとつ。
また、便が同じ場所に何度もたまるため、便の重みで腸壁が伸びることも特徴で、中には腸の長さが通常の3倍の長さに伸びてしまう人もあるそう。
便秘がちで、たびたびお腹が痛くなる人は、ねじれ腸の可能性があり要注意だそうです。
岡さんは、ねじれ腸に加え、下剤の常用により腸が伸び切ってしまっていて、ほとんど動かない状態。
山崎さんはねじれ腸に加え、立ち上がった時に腸全体が骨盤の方へストンとが落ちてしまっている落下腸であると診断されました。
水上医師の印象では、日本人の約8割がねじれ腸ではないか、とのこと。
その中でも、スポーツをしている人はほとんど便秘の人は居ないが、運動をしていなくてかつ腸がねじれている方が便秘になる。
腸の形は遺伝である程度決まっており、直すことはなかなか難しく、上手に付き合っていくことが大事だそうです。
水上健医師が教える、ねじれ腸の便秘改善マッサージ法とは?
- 両手の指先を恥骨の部分に押し当てる。
- そこから、中にあるねじれた腸を揺らしてほぐすようなイメージで、サワサワと指先を上に掻き上げる。
- これを1分くらい繰り返す
※ 朝、目覚めて、起き上がる前に行うのが効果的
久里浜医療センターでねじれ腸の診断を受けた山崎さんは、診断後このマッサージを2週間続けたことで、元々は1週間以上あいていたお通じが2、3日に1回位あるまでに改善した、そうです。
【専門家が教える】便秘解消3つのコツ
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