あるポーズで「便秘」新対策!NHKためしてガッテン!9月14日放送
便秘薬やお通じに良いと言われる、体操、食物繊維の多い食事、ヨーグルトや野菜、果物。
これらの方法ではなく新しい便秘解消方法を9月14日放送のためしてガッテンで知ることができます。
- 司会:立川志の輔
- ゲスト:島崎和歌子、ゴリ、山根千佳
大腸には目がある
コメント;川崎医科大学:楠ドクター
私たちが日中が起きている間、大腸は寝ている状態です。
我々が寝ていると、大腸が目を開け、起きていている状態です。
また、朝になると大腸がねるということを繰り返し、我々の目の動きと逆の状態で活動をします。
大ぜん動が大きな動きが便秘との関係がある
私たちが夜寝ている間におこる大ぜん動があるかないかが便秘解消の大きな分かれ目です。
寝ている状態の時に、腸が大きく動くため便秘の方には特に重要なのは夜寝ている間に腸がしっかりと動いてくれることです。
夜間に腸が大きく動く運動を「大ぜん動」といいます。
この、「大ぜん動」を起こさないとなりません。
「大ぜん動」
大ぜん動は腸の半分から後半の部分にかけての大きな動きです。
その動きを例えるなら、歯磨きのチューブを絞りだすような動きです。
お笑い芸人で「大ぜん動」の実験
芸人:宮森君
宮森君のS字結腸が蠕動運動はおこりましたが、残念ながら大ぜん動運動はおこりませんでした。
蠕動運動は大腸の壁が動き、ゆっくりと地味に動く状態です。
通常の蠕動運動は水分や便の動きによっておこります。
これとことなる大ぜん動は、普段の蠕動運動の200倍の動きの速さでおこります。
大ぜん動がおこることで、夜腸がうごくことで朝にトイレに動きたくなるきっかけになります。
なぜ健康な芸人さんに大ぜん動がないのか?
脳がしっかりと寝ることで、副交感神経がスイッチが入り腸が動く状態になります。
今回の実験でお笑い芸人の宮森君は、お腹に機械をつけることで測定したため、普段のリラックスした状態では寝ることができず、副交感神経が十分に優位にならなかったことが大ぜん動がおこらなかった原因ではないかと推測できます。
それほど寝る時にしっかりとリラックスをするということが重要なのだとわかる実験でした。
腸の動きが悪化する要因
- 食事を寝る前にしてしまう
- 不規則な生活で睡眠の質が悪化し腸が動かない
上記二点は腸がうごかなくなる理由です。
食事は寝る直前には摂らず、十分時間をおいてから寝ることが重要ですし、毎日規則的な時間に寝ることも腸がしっかりとうごく重要なポイントです。
お酒を飲んで、寝る直前まで食事や水分を摂り、寝る時間も遅くなるというのは上記の悪化原因の最たるものです。
お通じが悪い人は、お酒を飲む機会を減らすか、飲んでも寝る直前までは飲まないように管理するなどの工夫ができそうですね。
頑固の便秘は大ぜん動がないことが原因になるとためしてガッテンでは言われていますので、食事と睡眠の管理をしてみましょう。
便秘の真犯人
麻酔医の開発の機械が便秘の原因がすぐに見つけることができると紹介されました。
麻酔の回復後に腸が動くかどうかを見ることができる機械で、本来の使い方ではないのですが、便秘の方の腸の動きをみることに使えます。
便秘はおならの回数がネックになる
- 医師:渡邊先生
おならが出ないのが便秘の問題です。
大蠕動を止める犯人は大腸のガスが原因です。
腸内細菌のガスがたまることで、腸の動きが悪くなり、便秘の原因となります。
ガスがあると動きが悪くなり、さらに悪玉菌などの腸内細菌がガスを作り出し、さらに腸の動きを悪化させるという負のスパイラルに入ります。
すると、便秘がどんどん悪化していきます。
この解決策として、便秘の人は腸の中のガス(おなら)を抜くことで便秘は改善していきます。
腸の中のガスは、おなら以外にも消化管から体内に入り込み呼気や毛穴、肝臓での代謝などで排泄されます。
いろんな排泄経路がありますが、大腸のガスを出すことで便秘の改善できます。
薬剤師タカラコメント
便秘の方はお腹が張る方が多いと思いますが、おならを我慢することが便秘につながるということがわかるお話ですね。
おならが自由にできないというのは学校だったり、会社だったり、彼氏といたりと理由は様々です。
しかし、それが便秘を悪化させさらにおならの元を作り、さらにお腹が張るということを繰り返すのであれば正直にこう思います。
「みんな!おならを思いっきりしよう!」
おならを家で出しやすくするための方法について紹介します。
8割の人が便秘改善できるゴロゴロうつ伏せポーズ
おなかに座布団を二つ折りにしてあてます。
- うつぶせ寝になります。10分
- 右左にゴロゴロします。5回往復してください。
- 5分間続けます。
- これを毎日
このうつ伏せをするだけでガスを出すことができ、腸の動きもよくなります。
大腸の動きを取り戻すことで、正常な便意がおこり、便秘を解消することができます。
正しい排便習慣がつくことで、お通じの対策になります。
その便意がおこる源となるのが、大腸の大きな動き「大ぜん動」です。
この大ぜん動を正常におこすためにあるポーズを行い、腸が大きく動く大ぜん動を起こさせます。
薬剤師からのマメ知識
突然ですが、みなさんご存知ですか?
便秘解消には今回ためしてガッテン!で放送した「大ぜん動」をおこすうつ伏せ寝のポーズも重要ですが、それ以外にも、便秘対策の基礎を忘れてはいけません。
腸の動きをコントロールするためにも、乳酸菌、食物繊維、運動、などの基本的な対策を行い、今日覚えたポーズも合わせて行ってみましょう!
便秘に良い方法は合わせて行うことが効果を発揮させる近道です。
当サイトでは、体質から便秘を治すための方法を、薬剤師の視点で書かせていだたいております。
是非、今回のガッテン!で放送した内容と合わせて正しい便秘対策を行っていただき、便秘を完全に直して下さい。
今日の対策と相性のよい便秘対策の記事
- 【薬剤師解説】いますぐ急ぎの方に!便秘解消を即効で行う方法
- 【薬剤師がおすすめ!】便秘薬の選び方
- 【腸マッサージ】お腹をマッサージして便秘を解消する方法!
- 【薬剤師が教える】便秘解消6STEPの方法とは?
上記の記事を参考に、便秘を体質から改善しましょう!
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【専門家が教える】便秘解消3つのコツ
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性別・年齢別の便秘対策
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